学校で学べないこと
塾で教われないこと
家で忘れていること
仏の子として修めるげきこと
高蔵寺は、密教を学ぶ道場として客殿を開放しております。特に子供たち(小学生が対象)には、高野山の修行を基礎にした体験学習を実践しています。「素直に、真面目に、懸命に」の精神があれば、宗派、檀家関係なく、誰でもご参加頂けます。
高蔵寺では平成10年の秋から『こうぞうじこども寺子屋・サタデースクール』を開いています。もともと高蔵寺には約90年前まで託児所風の日曜学校がありました。 しかし、住職の交代や戦争の影響で廃止されてしまいました。現住職になり「何か新しいことをやりたい」と発心したところ 、地元のお年寄りから「今のワシらが拝めるのは、子供のころの寺子屋のおかげじゃ。寺子屋は植林作業と同じじゃから、子や孫のために…」と復活を切望されました。そして一念発起、現代風寺子屋が復活しました。
現住職は高野山学生時代、幼児布教を学んでいたのでそれを生かすことができました。当時、全国各地の『こぼんさん修行』を手伝ったり、 たくさん情報を得る機会に恵まれました。しかし、どこの『こぼんさん修行』も二泊三日や三泊四日で大規模、スタッフも設備も少ない高蔵寺では難しい状況でした。 代役もいない状況で、急務が入っても出来る方法は?と思案したあげく、夏休みに『半日・こぼんさん修行』を思いつきました。高蔵寺では平成10年の秋から『こうぞうじこども寺子屋・サタデースクール』を開いています。もともと高蔵寺には約90年前まで託児所風の日曜学校がありました。 しかし、住職の交代や戦争の影響で廃止されてしまいました。現住職になり「何か新しいことをやりたい」と発心したところ 、地元のお年寄りから「今のワシらが拝めるのは、子供のころの寺子屋のおかげじゃ。寺子屋は植林作業と同じじゃから、子や孫のために…」と復活を切望されました。そして一念発起、現代風寺子屋が復活しました。
『半日・こぼんさん修行』に参加した子供達を中心に休みの土曜日(第2・第4)を利用して 平成10年9月から開校となりました。ちょうど小学校も隔週土曜が休日になった頃のことです。土曜日開校ということで『こうぞうじ寺子屋・サタデースクール』と命名しました。 子供達が休みということは当然、法事など寺も忙しいので 朝7時から8時までとしました。対象を小学生とし、会費等は無料、入校退校、ラジオ体操のような感覚で開いています。8月は休校しますが、夏休みには『1日寺子屋』開校しています。