干支祈祷・初薬師」は、高蔵寺に四百年近く続く無病息災の秘法です。お薬師さまの炎の中に供物を捧げ、皆さんの願い事を記した護摩木を投入し、おかげを授かります。ご本尊に仕える十二神将(その年の干支神)を特別安置し、十二年に一度、年変わりのご縁を結んで頂きます。
星供養は星祭ともいい、弘法大師より今に伝わる真言宗の秘法です。当寺では、人の運命を司る星(神々)の配置が大きく変わる1月28日から2月3日まで、連続で秘法護摩を修し、一年の延命を祈ります。
お釈迦さまの誕生をお祝いする縁日です。堂前に花御堂をかざり、甘茶をかけて供養します。甘茶のお接待もあります。
『盆合同供養祭』は、高蔵寺にて各家の盆供養を行なう檀家対象行事です。事前にお申込みが必要です。第一座が9時〜、第二座が11時〜、各座30分、法話もございます。
『万燈会/まんとうえ』は、お大師さまが高野山に伝えたもので、生きとし生けるものすべてが仏となれますように…と祈る供養祭です。高蔵寺もそれにならい、境内に灯明を並べ、施餓鬼供養、塔婆による仏送り、送り火護摩を厳修します。灯明は一願(一供養)500円で、お盆期間中、境内にて受け付けております。
『施薬祭/せやくさい』は、ご本尊のご利益を「お薬」に例え、五感全てで味わって頂こうというもので、大般若の御風を受け、最高最深の大薬を感受する法要です。また、子供の無事成長・智慧増長を祈る仏式の七五三(子供加持)祈祷も併せて行います。