新客殿『施薬殿・せやくでん』は平成17年の秋に完成しました。法隆寺宮建築の流れをくむ宮大工集団・鵤工舎(小川三夫棟梁)の手によって建立されました。
真言宗の開創された平安時代を様式を再現しました。あくまでもシンプル…そこに上品な美しさが際立ちます。本葺きの唐破風、グッと低く設計された入り口は子供たち優しく迎えるためです。本尊・薬師如来さまの薬(功徳)を施すという意味から『施薬殿』と命名されました。