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2019/1/5『今年もファイト一発』

おはようございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 
ある作家が「散歩をした後に文章が降りてくる」と言っていました。あるアスリートが「トレーニングの後に新しいアイデアが生まれる」と答えていました。私もキャッチボールや素振りをした後に「作品の完成が見得る」ことがしばしばあります。
 
要は身体を動かすことありきです。心じゃないんです。瞑想で「やった風」になっているだけじゃ物足りません。手にも足にも胴体にも……五体それぞれに「心」が居るんです。だから三密では「身(行動)・語(言葉)・意(心持ち)」の順番なんです。けっして「意・身・語」にはならない。
 
ある坊さんがTVのお悩み相談で「目覚めたら嫌なことを考える前に動け」とおっしゃっていました。
 
行者は、朝一番で水をかぶって、礼拝をしちゃえば、読経も瞑想もより深いものになると教わります。とにかく考える前にしんどいことを先にやっちゃう。
 
すると自ずと息が上がる。息が上がると「(領)域を上がる」のです。まずは額に汗をかく。それから鎮めていくから悟りに気づけるのです。
 
考えると難しいけどやればわかること。難しいのはその言い訳を懸命に考えるからでやってしまえば良いのです。ファイト一発、それが密教……今年もはりきって生きましょう!
 
[お知らせ]現在ネットで聴ける自分の番組一覧を綴ってみました。番組はすでに終了したものもありますが、これまでたくさんやってきました。すべて違った雰囲気で味わって頂けると思います。ぜひアクセスしてみてください。
 
◎新番組『高野山への道しるべ
 
 
◎バラエティ法話『拝、ボーズ!!!』
◎本山オフィシャル動画『高野山の法話
 
◎耳からお遍路『きくへんろ。
 
◎アイドルと寺社をぶらり『もんぜんまっぷ
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第5回だんか塾〜厄除け入門(1月14日)

1月14日(月・祝)今年最初の「第五回・高蔵寺だんか塾」を開講します。
 
今回は『厄除け入門』と題して、知っていそうで知らない「暦」「厄年」「厄除け」の基本を学びます。日ごろ信仰に縁遠い人も「厄年だから……」と神妙になってしまう日本に伝わる暦。
 
実は弘法大師・空海さまが大きく関わっているのです。今回も目からウロコの「高蔵寺だんか塾」にぜひご参加くださいませ。
 
 日時  1月14日(月・祝)10時〜11時半
 場所  高蔵寺客殿
 持参品 数珠・輪袈裟
     筆記用具
 会費  1,000円(別途、お供えは随意)
 申込み ☎ 086・465・2744
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高蔵寺星祭(節分祈祷)2月3日

星祭は、弘法大師より今に伝わる真言宗の秘法です。当寺では人の運命を司る星(神々)の配置が大きく変わる一月二十八日から二月三日まで、秘法護摩を連続で修し、一年の厄払いをします。

厄年の「厄」とは蛇が脱皮をした状態という説があります。これは成長のための変化ですが、その時の皮膚はやわらかく、病や天敵に襲われやすいという例えです。いたずらに畏れることはありませんが、猛スピードにブレーキを踏むが如く、信心を持って己を省み、さらなる活躍のために謹んで過ごす時期だと云われます。

下記の吉凶早見表を参考に専用の用紙に必要事項をご記入のうえ、お申し込み下さい。

・一願 五千円
・〆切りは一月二十五日必着です。

※ 厄祓いは毎年受けるのが理想的です。

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平成31年1月7日『初薬師』

初薬師は、高蔵寺に四百年近く続く無病息災の秘法です。お薬師さまの炎の中に供物を捧げ、皆さんの願い事を記した護摩木を投入し、おかげを授かります。ご本尊に仕える十二神将(その年の干支神)を特別安置し、十二年に一度、年変わりのご縁を結んで頂きます。どなたでもお参り頂けます。

◎初薬師の流れ
・13:00〜 境内にて受付(お供えをお願いいたします)
・14:00〜 本堂にて薬師護摩法要
・15:00〜 客殿にて法話
・16:00〜 七草粥接待(解散)

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2018/11/30『さよなら、田中さん』

この時期、年に1度、とあるお寺の法要のお手伝いに出かけています。もう10年以上通っています。そこには全国から和尚さんが集まってきます。中には年に1度しか会わない人もいます。
 
私はそのお寺で「奉行」という法要の流れを見ながら、全員をまとめる役割を担っています。その時、ご一緒する先輩の大太鼓と私の般若心経を合わせるという大役はあって、それは責任重大で毎年ドキドキします。
 
今年も無事、上手くいってホッとしながら控え室でその先輩和尚さんにご挨拶をしました。この方は物静かで無駄なことはほとんど話されません。しかし、今回はニコッと微笑んで「良かったね、上手くいきました。そうそう、さいきん読書してますか?」と訊かれたので、「買うには買うんですけど……なかなか読めてません」と答えました。
 
ぜひね、騙されたと思って『さよなら、田中さん』って小説を読んでみて下さい。母の見舞いの合間に読んだんだけど素晴らしかったんです。どうやら、中学生の著作みたいなんです。絶対、アナタには沁みるから……と薦めて下さいました。
 
意外な方から、意外なオススメが嬉しくて、さっそく読みました。なんとも言えぬリズム感と視点でどんどん状況が広がる不思議。いつも私が心がけている「法話は言葉の映写機」の文章バージョン。クスッと笑い、絶妙な台詞に頷き、そして細やかな出来事に涙しました。
 
理屈抜きに心を奪われ、読み終えた時には「花ちゃんのお母さん」と「担任の木戸先生」の名言を書き出していました。あえて内容にはふれません。素直な気持ちでぜひ読んでみてください。劇中に登場する『ドナドナ』がぐるぐる響く心地よい余韻に慕っています。
 
幼き感性に50歳のおっさんが心を揺さぶられてしまいました。固執した観念やドロドロとした偏見はそろそろ洗い流して、どんどん新しい才能に触れたいと心新たです。ご紹介してくれた先輩和尚さんに心から感謝です。
 
いつか、この本の内容から法話が出来たらステキですね。